過去の棲家ver.ぴゅーらっくす 2013/05/04 UP





物件名 TT訓練所
探索日 2013年04月
廃墟開始 1997年頃
分類 教育・宿泊施設
規模 小規模 2階建1棟



ホテホテとTELが本日やってきたのは、山登りの練習をする訓練所。既に山登りは始まっている。楓氏と共に。



今はもう訓練してない山登りの訓練所に行くために、訓練もせず山を登って訓練所に行って訓練しない人たち到着。



そんなキチガイみたいな事をしに来た二人を、銅像のオッサンが冷ややかにお出迎え。



エントリーポイント。重装備の楓氏。スキップで突入するTEL。バッグの中は菓子とジュース。あとゲーム機。



玄関。右の靴箱の数が想定の満員人員数か。




だいたい60人が利用できるらしい。素数番号に靴を入れると割り切れない思いをするという。



県立なので県内割引制度。大学生の休憩450円。ラブホとして見ると激安。平日ノータイム。中学生以下も安心。



事務室と医務室は語感が似ている。飯務室とか寝務室とか便務室とか浴務室とかは仕事じゃないから無い。



登山の基地として、そして訓練施設として、男女が集い共にした。独特の仲間意識が包み込む。



そんな訓練所も31年の歴史に幕を閉じた。そしてゆとり登山者が後を絶たず、面倒事を引き起こす。



男子トイレの小便器には、お互いのサイズを確認できないように衝立がある。山男とて気になる。



女子トイレもちゃんとある。洗濯機も置いてある。色んな事情や都合が渦巻く。



ある部屋は、廃墟後もとても賑やかだった形跡が残る。天井に穴が開いている。



進入した昆虫が施設を利用。県内の人間の幼児が一泊400円だから、昆虫一匹につき0.3円くらいの料金か。



てんとう虫の団体さん。ここに入り込んで繁殖したのか、無数に死骸が転がる。「てんとう虫部屋」と呼ばれている。



布団部屋。宿泊者に貸し出される安眠装置。でもこういう所ってなかなか寝つけないんだよな。



各部屋に通じる廊下。いくつかの客室。一期一会の登山者同士がすれ違う。



客室には種類があり、個室のような部屋もあった。



多くの部屋がこのような二段ベッド。山小屋によくあるガッシリとした木造畳敷き。



娘さん、よく聞けよ、山男にゃ惚れるなよ。では山女に惚れた男はどうなるかというと、山の神の尻に敷かれるのだ。



ウソみたいな晴れ間、爽やかな山の空気。初夏の連休の探索。バッグの中身はカラッポだ。




TELコメント:


大人気のハイキングコースに立地する物件です。

私にとっては廃村の1つ2つ有りそうな山の中に人がたくさん歩いていて驚きました。

それだけ多くの人に目視される廃墟なので有名っちゃ有名な物件かもしれません。

何を訓練するかはさておきまして、内部の構造と備品はこの当時のユースホステルそのものでした。




pcfxコメント:


珍しく、ごく最近の探索物件のアップ。TELのカメラがミラーレス一眼になって初めてのお披露目ではなかろうか。


送られてきた150枚の写真データの中には、相変わらず失敗写真も多いが、マトモな写真の率も多くなってる。


TELも少しづつ腕を上げてるのだろうか。






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