過去の棲家ver.ぴゅーらっくす 2013/04/10 UP





*過去の棲家ver.プラズマムヒより再掲載

物件名 OMZ観光ホテル
探索日 2005年12月
廃墟開始 2001年
分類 宿泊施設
規模 中〜大規模



観光ホテル。何らかの観光地を訪れた観光客を宿泊させる施設。これがないと野宿するハメになる。



受付。これがないと、どの部屋に泊まっていいやら、いつ金を払うやら、泊まっていいのやら困ってしまう。



ロビー。もしこのスペースがなくていきなり客室だと、朝に長蛇の列ができて遭難してしまう。



窓。もしここが地下だったら、何しにここへ来たのか忘れてしまう。または収容所と勘違いしてしまう。



ゴルフ宴会。遠くにゴルフだけしに来て、一切の飲食が禁止で野宿というストイックさは必要なさそうだ。



喫茶コーナー。ここがないと待ち合わせなどに一切の余裕がなくなり、緊張して待たなければならない。



土産物屋。ここがないと、どこへ行ってきたかという証を地元で待つ者に証明できない。



宴会場。ここがなかったら、狭い客室に数百名が殺到して圧死しかねない。



白い装飾の宴会場。もし装飾が黒かったら、誰か死んだのではないかと不安になり酒も進まない。



廊下。これがなかったら、客は窓から部屋に出入りが強要される。



客室。ここがなかったら、客は廊下やロビーや地下室や屋上で寝なければならない。



鉄格子のない客室。もし鉄格子があったら、閉じ込められるのではという不安でおちおち寝てられない。



エレベーター。これがなかったら、客は高層建築の階段を何度も昇り降りするのが面倒で部屋に引き篭ってしまう。



装飾。もし装飾が一切排除された部屋だったら、客は入院してるのかと思ってナースコールボタンを探す。



和風宴会場。もしステージがなかったら、部屋の真ん中で囲まれた状態でカラオケを歌わねばならない。



従業員控え室。これがなかったら、従業員は廊下で着替えたり準備をせねばならず邪魔だ。



ハッピ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なくても別にいいか。



事務所。この部屋がなかったら、かかってきた電話に客に丸聞こえの場所で応対せねばならない。



部屋着浴衣。これが用意されてない場合、客は昼間の服のままで寝なければならない。



ベッド。これや布団がないと客は床にゴロ寝せねばならず、寒さに震えて夜が明けるまで耐えねばならない。



ホテル看板。これがないと客はホテルがどこにあるのかわからず辿りつけない。路頭に迷って死ぬ。



立派な観光ホテルだったのに潰れてしまった。もしかしたら何か必要なものが足りなかったのかもしれない。




TELコメント:


自治体が観光立地を目指しているという某地にあるホテル。


しかし、このホテルを含め何件かのホテルが閉鎖し、観光立地の目論見は傍から見ているとややまずそうな気が

致します。

物件は2棟あり、下層階で繋がっている形式です。


大きさ的にはまあ、大型の部類に入るのではないでしょうか。(個人的感覚で)

オーソドックスな作りで、ホテル型廃墟の基本のような物件でありました。

カコスミ的には大興奮する事もなく粛々と探索は終了してしまいましたが・・・




pcfxコメント:


インドとか後進国いくと、高いホテルでも必要なものが足りない事が多い。でもなぜか潰れない。ふしぎ!




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